運動の効果として最初に思いつくのは、「健康」になるということではないでしょうか。
運動は体にとっても、とても良い習慣です。
しかし、今回は運動の意外な効果をご紹介致します。
運動すると頭が良くなります。
むしろ、運動こそが脳を鍛える唯一の手段です。
最近の科学研究でも実証されています。
世界中の学校であるテストが行われいます。
ある2つのクラス、1つは定期的に運動をさせているクラス、もう1つは週1回の体育の授業のみを行っているクラス。
テストの結果を比較すると、定期的に運動しているクラスのほうが、明らかに点数が良い。
人種に関係なく、世界中の学校で同じ効果が出ています。
まず、気持ちが良くなり、頭がすっきりし、注意力が高まり、やる気が出てくる。つぎに、新しい情報を記録する細胞レベルでの基盤としてニューロン同士の結びつきを準備し、促進する。海馬の幹細胞から新しいニューロンが成長するのを促す。ージョンJ・レイティ 医学博士 著書「脳を鍛えるには運動しかない!」より
これは私も使っている方法です。
起業のアイデアも運動で生み出しました。
デスクで作業をしているとき、どうしても行き詰まってしまうことがあります。
考えても、考えても、これ以上思いつかない。
そんなとき、靴ひもを結んで歩きに行くのが有効です。
有酸素運動をすると、驚くほど頭がすっきりします。
脳がベストな状態になります。
不思議と、良いアイデアが浮かぶものです。
運動することで、型にはまらない独創的な思考や解決策を生み出すことができます。
現代に生きる皆様は、日頃さまざまなストレスを受けています。
適度なストレスは必要ですが、現在はほとんどの場合が過度なストレスです。
毎日不安になる人、さらにはうつになってしまう人。
そんな人たちにも運動絶大な効果を発揮します。
定期的に有酸素運動をすると体のコンディションが安定するので、ストレスを受けても、急激に心拍数が上がったり、ストレスホルモンが過剰に出たりしなくなる。少々のストレスには反応しなくなるのだ。ージョンJ・レイティ 医学博士 著書「脳を鍛えるには運動しかない!」より
私も運動によって、ストレスや不安に強くなったと実感しています。
もちろん日常的にストレスを受けます。
今までは、仕事上で解決できそうにない問題にぶつかったとき、不安でパニックになりかけていました。
しかし今では、「この状態で最善の解決策は何か」と冷静に考えるようになりました。
運動は100利あって1害なしと言えます。
運動をすることによって、さまざまな効果が出てきます。
それに、過激な運動でなくてもいいのです。
週に2〜3回、40分程度のウォーキングでも十分な効果が出ます。
私にとって一番の効果は、
人生に情熱を持てるようになったことです。
残業続きで家と会社を往復する日々、
仕事以外にすることもなく、無気力な毎日でした。
でも、ウォーキングを始め、
やりたいこと、いろんなアイデアが生まれてきました。
そして、ワクワクする目標を持てるようになり、今ではそれが実現しつつあります。
ぜひ、運動を習慣にしてみてください。
きっと、素晴らしい効果を得られますよ。
成長するか衰退するか、活動するかしないか、ということだ。元来、わたしたちは体を動かすようにできていて、そうすることで脳も動かしている。学習と記憶の能力は、祖先たちが食料を見つけるときに頼った運動機能とともに進化したので、脳にしてみれば、体が動かないのであれば、学習する必要はまったくないのだ。ージョンJ・レイティ 医学博士 著書「脳を鍛えるには運動しかない!」より