21世紀の男子に読んでほしい1冊!

01.平成生まれの男子におすすめの1冊

「本を読めない」「本を読む習慣がない」という若者は多い。

「映画」や「テレビ」は、画面の前に座っていれば、一方的に情報を受け取ることができる。

ボーッと受動的に見ているだけでも大丈夫だ。

もちろん映画やテレビも魅力的ではある。私自身も大好きだ。

 

本はある程度、自分から積極的に読もうという姿勢が必要になる。

でも、本から得られるものは大きい。

一生で考えると、本から膨大な情報を得られる。

 

本を読む習慣を身につけるコツは、

とにかく「夢中になって読めるお気に入りの1冊」を見つけること。

 

ジャンルなんてなんでも良い。

興味はないけれど、おすすめされて読んでみると面白くて読書にはまった!なんてこともある。

 

何か1冊(特に若い男子に)おすすめするのであれば

 

天切り松 闇がたり 第1巻『闇の花道』 浅田 次郎 集英社文庫
この1冊をおすすめしたい。

とにかく「かっこいい」 その一言に尽きる。

 

舞台は大正。目細の安吉一家という粋な盗賊の物語。

いつの時代も変わらない、「男の不変のかっこよさ」がある。

生涯を通して男を磨くのであれば、こんな男になりたい。

 

海外の小説も良いけれども、

日本人男子であれば、誰もが共感できるであろう、日本人の男としてのかっこよさがある。

日本人として、昔から受け継がれている魂を感じる。

 

この物語に出てくる男たちは、ホントにかっこいい人ばかり。

そして味わい深いセリフの数々。

きっと皆さんの心に残ると確信している。

 

女性の皆様にも、ぜひ読んでほしい。

男をみる目が、きっと変わるはず。