若者たちの聖書

『人生とはつねに「いま」なのである。あなたの人生のすべてはいつも「いま」展開している。』 エックハルト・トール 「A New Earth」 訳者:吉田 利子

過去を悔やんだり、未来に怯える。

誰しも経験していることだと思う。

 

仲の良い友人と食事をしている時、酒を酌み交わしている時、

上の空でボーッとしている時はないだろうか。

 

誰しも過ぎ去った過去や、

分かりもしない未来の中で生きている。

 

「いま」この瞬間に集中することが、どれだけ効果的なことかを知った。

 

未来のことを考えるのも「いま」

過去のことを考えるのも「いま」

全てのことが起こっているのは「いま」この瞬間のみ。

 

「いまどんな状態でいるか」

「いま何をするか」

「いまどんな気分で過ごすのか」を大切に考えたい。

目の前に友人や家族、恋人がいるのであれば、

携帯を閉じて、目の前の人だけに、「いま」だけに集中したい。

 

ワクワクするような将来の夢や、

数年後の目標を考えるのはもちろん、必要である。

 

ただそのために「いま」何をするのかを、真剣に考えたい。

 

『今を生きろ若者たちよ。すばらしい人生をつかむのだ。』 映画「今を生きる」より

心に残る映画のセリフ。

このコトバに何度力を貰ったことか。

 

未来の不安もたくさんある、

後悔もたくさんある、

結局叶わなかった夢もたくさんある、

けど、それがどうした。

どんな最低な「いま」でも

「いま」この瞬間が自分のすべて。

それ以外はなにも無い。

 

「いま」やりたいこと、

「いま」すべきこと、

目閉じて、深呼吸して、静かに考えたい。

 

「いま」この瞬間から、次の一歩を。