ストレスで毎日を消耗する若者たち。

01.ストレスで毎日を消耗している若者。これが一生続くのか?

仕事を始めてからずっと、ストレスで消耗している。

頭は膜が張ったように曇っている。晴れ晴れした気持ちを感じることがなくなった。

体も固い。首こりと肩こりがひどい。

そんな20代、30代も多いのではないか。

 

毎月60時間の残業をこなし、会社と自宅を往復する日々。

何が楽しくて、何をしたくて生きているのか、分からなくなった。

生活に活力がない。

 

これが一生続くのか?日々の生活に違和感を感じる。

 

02.二千年以上前に答えは出ている。

『無苦集滅道』(苦しみも、その原因も、それをなくすことも、そしてその方法もない) 般若心経

当たり前と思っていることも、しなければならないと思っていることも。

個人のエゴでしかない。

そんなもの、大したものではない。

 

断れば、嫌われるかもしれない。

この会社で生き残れないかもしれない。

出世争いから蹴り落とされるかもしれない。

 

そんなもの、なんのアテにもならない。

気にする必要なんてない。

 

それぞれが、それぞれの色眼鏡で世界をみている。

人の評価なんて、アテにするだけ苦しむ。

 

仏陀が生きていた数千年前。

世界の真理を示している書物。

出版されて数千年経過しているにもかかわらず、

人間はたぶん、数千年も同じことで悩んでいるのだろう。

 

無意識はホントに恐い。

考えなくなること。

何も考えずに、日々を受け入れること。

振り返らず、立ち止まらずにただ進むこと。

このまま一生を送っていいのだろうか。

 

故人が何を感じ、何を考えたのか。

たまには昔の人々の知恵を借りたい。

立ち止まって、自分自身を見つめ直したい。