【時は待ってくれない】Time waits for one.

01.僕たちは、時間を操ることができない。

映画「時をかける少女」を再度鑑賞しました。

素晴らしい。何度も何度も、観たくなる映画です。

主人公の真琴の1つ1つのセリフ、仕草が、純粋で心に響く。

年を重ねるにつれて、「かけがえのない時間」を強く意識するようになります。

何も考えずにただ笑った。あの時はもう過ぎ去ったんだと・・・切ない気持ちになるものです。

 

今回のテーマは、時間です。

主人公の真琴ちゃんは、過去に飛ぶことができます。

悪い出来事を修正するために、過去へ飛んで行きます。

 

もちろん僕たちは、時間を操ることはできません。

「いい出来事」も「わるい出来事」もぜんぶ、受け止めなければいけない。

どんなに後悔しても、その瞬間は一度きりです。

 

そんな僕たちは、どうやって生きていけばいいのか。

映画に見習って、時間について考えてみたいと思います。

 

02.「今」以外の時間は存在しない。




過去も未来も存在しない。

あたりまえですけど、今しか存在しないんですね。

 

けど僕たちは、過去のことに悩んだり、

未来への不安で眠れなかったりします。

大切な友達が目の前にいても、上の空で話を聞いたたり・・・

 

こんな素晴らしい映画を見ると、1つの教訓を思い出させてくれます。

 

「すべてはいま、この瞬間にある」

 

結局、過去は取り戻せない。悩んでいても、仕方がない。

未来もすぐに訪れる。不安を抱いても仕方がない。

すべてはいまに、全力を注ぎたいものですね。

 

目の前に誰かがいるのであれば、その時間だけに集中する。

仕事中であれば、その仕事だけに集中する。

落ち込んでいるのであれば、それをそのまま受け入れる。

 

どんな「いま」だったとしても、

その「いま」がすべて。

「いま」がベストな状態です。

「いま」どんな状態でいるか。「いま」なにをするかが大切なのですね。

 

映画のラストシーンで、

千昭(ちあき):「未来で待ってる」

真琴(まこと):「うん。すぐ行く。走っていく。」

映画 「時をかける少女」より

未来はすぐにやってきます。

その未来のために、いまを全力で行きたい。

 

そして、かけがえのない瞬間の思い出を、いつまでも大切にしたいです。

 

そんな切なく温かい気持ちになる、夏の1日でした。

 

最高の映画をありがとう。一生大切にします。