『ひとり旅にも最適♪感動するマニラの観光スポット!』
友人と2人でフィリピンのマニラと、そしてパラワン島へ旅してきました。
フィリピンは日本から約5時間の場所、常に暖かい気候であること、
物価が安いこと、西洋の建物など観光地が豊富なこともあり、
日本から訪れる観光客が多い人気のスポットです。
今回はフィリピンの『マニラ』でおすすめできる観光スポットを厳選します。
わたしが実際に訪れて『感動したスポット』だけをまとめる予定です。
これからマニラ旅行を計画している人もぜひ参考にしてみてくださいね。
マニラ以外にも、
世界1美しい島『パラワン』のおすすめスポットも合わせてご覧ください。
フィリピンは都会も自然も豊かな最高の国です。
1、Manila Metropolitan Cathedral-Basilica(マニラ大聖堂)

『圧巻!マニラ最大の教会の美しさ』
マニラの観光といえば教会は有名なスポット。
多くの日本人にとって、教会はあまり馴染みのない場所ですよね。
映画や海外ドラマでは日曜日に家族で教会に行く様子などが描かれていますが、
実際に日本で教会に通っている人はあまりいません。
わたしは今まで教会というものに行ったことがありませんでした。
そのため教会が観光スポットと聞いても、
あまりその魅力がわからなかったものです。
今回マニラで訪れた場所でダントツに良かったのが、
Manila Metropolitan Cathedral-Basilica(マニラ大聖堂)です。
ガイドブックにも『マニラ大聖堂』という名前でよく載っていますよね。
もう外観を観た瞬間から鳥肌もの!
写真では伝わりませんが、その美しさ、圧倒的な存在感に言葉を失いました。
ここはマニラ最大の教会と言われており、かなりの名門の教会とのこと。
もう外にいる時からテンションが上がってしまいました。

なかに入ってみると、ものすごく整理されて清潔に保たれています。
入った瞬間、ステンドグラスのあまりの美しさに心を奪われます。
写真だと少し狭く感じられるのですが、実際はとても広い教会。
いたるところに美しいステンドグラスやデザインがされており、
どこを観てもその美しさに心を奪われます。
またこのシンとしたこの空間で、地元の人が熱心にお祈りをしています。
人生初めての教会に、心から感動した瞬間でした。
マニラを観光する人は、ぜひこの教会はおすすめです。
むしろ、この教会だけでも良いので必ず行ってほしいと思います。
これほど美しい教会は、めったに観られるものではありません。
あまり時間がなかったため長居はできませんでしたが、
実際に椅子に座って心を落ち着かせていると、
スーッと心からリラックスした状態になり、
じぶんを見つめ直し、心が洗われ、ふわっと幸せな感情が包み込みます。
正直こんな感情は初めてでしたので、教会の持つ力に驚きました。

こういういたるところに美しいステンドグラスなどがあり、
まるで美術館でアートを見ているような気持ちになります。
人それぞれ教会に求めることは違いますが、
熱心に教会に通う人、ふとした時に教会に足を運ぶ人の気持ちが、
なんだか少しだけわかったような気がします。
フィリピンには教会がたくさんあります。
車や人がごった返しているような場所にも教会があり、
そこで有名な人が講演をしたりしていました。
そこは撮影禁止でしたので写真はありませんが、印象的な光景でした。
マニラ観光で教会に行く人は、この教会が一番良いのではと思います。
教会に行ったことがあまりない人は間違いなく感動すると思いますよ。
2、『Fort Santiago(サンチャゴ要塞)』

フィリピンの観光ガイドブックにも必ずと言ってほど載っている場所がサンチャゴ要塞。
なぜこれほど知名度のある場所なのかというと、
サンチャゴ要塞はフィリピンの歴史を語る上でもっとも重要な場所とのこと。
わたしもフィリピンの歴史には詳しくありませんが、
このサンチャゴ要塞日本とも深い関係があります。
フィリピンは戦争でスペインやアメリカの影響を強く受けています。
サンチャゴ要塞は軍事司令部や刑務所としても使われ、
ここで多くの残虐な出来事も起きました。
太平洋戦争の際には日本軍がフィリピンを占領して、
サンチャゴ要塞は司令部として使われた場所。
日本人がフィリピンを訪れる際は、ぜひこの場所には足を運びたいもの。
かなり昔の建物でありますが、石造りの要塞は威圧感があり、
どうやって作ったのか、どれだけの人が犠牲になったのかを考えると、
色々と考えさせられるものです。
西洋の雰囲気や歴史を感じられることはもちろんですが、
現地の学生さんがここで学んでいる様子も印象的です。

小学生くらいのちいさな子供の社会見学のようなものや、
中学生くらいの学生さんも現地で真剣に説明を聞いていました。
ここで多くのフィリピン人が歴史を学んでいるのですね。
今回のわたしの反省でもありますが、
やはり多くの日本人は世界の歴史をあまり知りません。
言語の問題もありますが、現地に行って驚くことはたくさんあります。
これからフィリピンのマニラを観光する予定の人は、
ぜひフィリピンの歴史を学ぶとさらに良い経験になると思います。
3、Divisoria(ディビソリア) 激安マーケット

Divisoria(ディビソリア)の激安マーケットは穴場ではありますが、
フィリピンに訪れた際にはぜひ見ていただきたい場所。
この狭い通りのなかに、ものすごい数のお店があります。
洋服やかばん、時計などのアクセサリーから、
野菜や果物まで、もうなんでもある市場のような場所です。
明らかに高級品を身につけていたり、スられやすい格好は注意ですが、
想像しているほど治安の悪い場所ではありませんでした。
ただし、かなり汚い道路になっています。
少し道路の裏に入ると、ホームレスに近いような小さな子供たちが遊んでいたり、
ゴミなども散乱して本当に無法地帯のような印象です。
日本ではまず見ることができないような場所。
それでも、人々のエネルギーは強く感じます。
ホテルや主要な観光スポットだけでは、
どうしても綺麗な一面や富裕層の暮らししか見ることができません。
こういう場所に一歩でも踏み込んでみると、
そこでは想像を超えるような世界が広がっています。
映画などでこういう光景はよく見ますが、
やはり自分の足で歩いてみると感じることがたくさんあります。
余裕がある人はぜひ訪れてみてくださいね。
マニラの治安は大丈夫か?

フィリピンのマニラへの観光を考えている人は、やはり治安は気になりますよね。
フィリピンは薬物や銃などが広まっていることもあり、
強盗やスリなどの犯罪も比較的多く起こっています。
また観光客が犠牲になることも少なくありません。
フィリピンに観光に行く際には、十分に気をつけて行動してくださいね。
ここから簡単にフィリピンの治安対策をご紹介します。
1、バイクタクシーや怪しい観光ガイドについていかない!

マニラの観光スポットには、たくさんのバイクドライバーやガイドがあります。
みんな巧みな言葉で観光客を誘ってきます。
無事に終われば良いのですが、トラブルが相次いでいるのです。
この写真の赤い服のお兄さんも観光ガイド?です。
安い金額でこのへんのスポット全部案内しますよって誘ってきます。
英語はうまいですし、陽気なキャラクターで魅力的。
それでも、ついていかないほうが無難です。
最初は安い金額で言われても、後から金額が上がることがあります。
『わたしはお金に興味がないから大丈夫!』なんて英語で言ってきます。
しかも熱心に、相当しつこく。
いやいや、思いっきり興味あるでしょ、って感じですね。
そして『絶対諦めないから!』って言ってずっとついてきます。
もう本当に追い払うのが大変です。
話すのが得意でなければオール無視でいきましょう。
一度でも期待させると大変なことになります。
2、タクシードライバーにも注意が必要!
これはどこの国でもそうかもしれませんが、タクシーも要注意です。
わたしが行った時(2016年12月)は、初乗りが40ペソ(だいたい100円)でした。
かなりの距離を走っても200〜300円くらい。
日本とは比べものにならないくらいの安さです。
ただし、観光スポット近くのタクシーはメーターを回さない人が多い。
日本ではメーターを回さない人なんてありえないですよね。
なぜ回さないかというと『メーター回すと安いから』です。
がっつり儲かるために、言い値で行こうとするのです。
それでも500円くらいなので良いですが。
特に観光地近くでタクシーに乗るときは、
メーターを回すのか確認するのがおすすめ。
もし回さないなら金額を聞いて、納得できる金額なら乗ってください。
本当こういう国はタクシーに乗るのが大変。
宿泊しているホテルから出発するときは、ホテルのスタッフが良心的なタクシーを呼んでくれます。
行きは良いとしても、帰りに困るのですよね。
もう本当に大変です。
3、現地人とはケンカしない!
今回わたしは英語がペラペラな友人と一緒にマニラに行きました。
彼のおかげで好きな場所にはどこにでもいけますし、
すべてにおいて安心して行動ができました。
そんな友人がタクシードライバーと一悶着。
本来は40分で移動できるようなところを、
2時間も迷った挙句に、メーターの料金をすべて請求され、
わたしの友人は激怒。
日本ではちょっとありえないようなドライバーさん、
道も知らないし、ミスって迷ってすべて客に請求する。
もちろん彼も生活がかかっていますので、気持ちはわかります。
それに彼らは謝罪をしません。
たったの一言も謝ることがないのです。
これ、文化の違いですかね。
そこで金額の交渉(本来の金額より少し多く払ってますが)をし、
全額は払わないと伝えると、ドライバーさん激怒。
周りのフィリピン人を呼んで大声でお金を払わないことを伝え、
現地民がたくさん集まってくるような状況に。
警備員を仲介して警察に行く話にまでなりましたが、
結局は少し金額を負けてくれたのもあって支払い解決。
少しでも謝ったりすればまた話は別なのですが、
これ日本の感覚で行くと、ちょっと考えられないな、と思います。
でも、彼らは現地の人に助けを求めます。
現地民=仲間 観光客=よそ者 という構図が出来上がります。
フィリピンのマニラでは納得できない事件もあるかもしれませんが、
なるべく穏便に済ませることがおすすめです。
かなり英語が話せる人であれば戦えますが、
わたしのような英語素人であればまず無理。
4、セキュリティポーチを使う
わたしたちは一切の犯罪に巻き込まれませんでしたが、
フィリピンではスリなどの軽犯罪がたくさんあります。
特に日本人はお金を持っているイメージですので、狙われます。
日本でいるようなカバンの持ち方などをすると危険です。
フィリピンは基本的に暑いですので、半袖一枚でも十分。
そこでセキュリティポーチなどを使って服の下に隠しておくと安心です。
どうしても身分証としてのパスポートなどは必要な場合がありますし、
現金も少し多めに持ち歩くときはしっかりと注意してくださいね。
通販で安く売っているので渡航前にチェックしてみて下さいね。
5、空港でも気を抜かない!
わたしたちは大丈夫でしたが、
フィリピンの空港で職員などの汚職による犯罪に巻き込まれる話を聞きます。
あなたの荷物に拳銃が入れられ、
通報されたくなければと言って金銭を要求するもの。
どこで誰が入れたのかわかりませんが、
一素人の単独犯では難しいような内容です。
スーツケースにはしっかりとロックをかけるなど、対策するのが無難。
本当に怖い話ですよね。
わたしの周りではこの被害にあった人はいませんが、
フィリピンの空港では比較的よく聞く内容でもありますので注意してくださいね。
6、夜の外出・危険地域に注意!
他の国でもそうですが、夜の一人の外出は危険です。
数人で移動するか、周囲の不審者には常に注意してください。
わたしが今回行って本当に怖かったのがMalate District(マラテ地区)です。
ここには旅行者用の格安ホテルや夜のお店がたくさんあります。
昼間はそこまで危険を感じませんでしたが、夜になると雰囲気はガラリと変わります。
いかにも犯罪者のような、いかついお兄さんたちがたくさんいます。
空気もピリピリとしています。
スラムのような雰囲気の場所もあり、夜は本当に危ないと思います。
下手に出歩くのは控えた方が無難。
後ほどフィリピン人にマラテ地区のことを聞いてみると、
とっても危険な地域のため十分に注意することと言われました。
現地の人にとっても気を抜けない地域のようですね。
フィリピンに初めて行く人や、ツアーで申し込むときは注意してください。
この地区には格安の旅行者向けのホテルが点在しているため、
知らずにこの地域のホテルが予約されていることもあります。
行ってから初めて知っては遅いため、予約前に確認がおすすめ。
おすすめは旅行予約のエクスペディアで探すこと。
かなり割引されているホテルも多いですし、
ホテルが指定できないツアーなどで予約するよりも、
しっかりと安全な地域のなかから自分でホテルを探す方が安心ですよね。
多少高いくらいであれば、安全重視で選ぶのがおすすめです。
マニラの観光スポット&治安まとめ

結果的にフィリピンマニラの旅は、一生に残る旅となりました。
治安やぼったくり、犯罪に巻き込まれることもありますが、
基本的にはこの国の人々は優しさを持っています。
そしてこの国の人々を見ていて一番感じたことは『生きる力強さ』です。
日本で生活をしていると、ある程度贅沢な生活をするのが当たり前。
全てが揃っている国であり、何もかも自由に選択できます。
それゆえ、職場に行けば『今日も仕事がだるい、早く帰りたい』とか、
毎日のように『辞めたい』と言っている人も周りにいますよね。
わたしたちは幸せを実感する力がかなり弱くなっているのかもしれません。
フィリピンでは、車が猛スピードで大量に行き来するようなメインストリートで、
母親が子供を使ってドライバーさんにものを売る光景が目立ちます。
他にも子供を抱いたお母さんが、子供をぶつけてきて、お金をねだることもたくさんあります。
日本では、じぶんの子供を危険にさらしてまで稼ぐお母さんはほとんどいません。
日本では、それでも十分な生活ができるような恵まれた国です。
歴史を勉強したり、世界のニュースを見ていれば、
日本がいかに恵まれている国であるか、頭ではわかっています。
それでも、日常生活を送っていると、そのことを忘れがち。
そして海外に行くと、日本で生まれた幸せを噛みしめるようになります。
それなら贅沢するな、好きなことをするな、ということではなく。
日本の日々の幸せをしっかりとかみしめつつ、
日々を真剣に、全力で生きていこうと感じさせられました。
普段から文句ばかり言っている自分が本当に情けなく感じました。
彼らは、生きること自体に命がけで取り組んでいますので。
治安の心配もたくさんありますが、マニラはとっても刺激的な街です。
この記事で紹介した教会だけでも、ぜひ行ってみて頂きたいのです。
活気ある街並み、美しい街並み、心が洗われる教会、
きっと生涯の旅になることでしょう。
そしてフィリピンといえば、マニラ以外にも美しい島がたくさんあります。
パラワン島、エルニド、ボラカイなど、世界的に美しい場所がたくさんあるのです。
今回わたし達が訪れたのが、世界で最も美しい島と言われる『パラワン島』。
マニラは少しピリピリとした空気を感じますが、パラワンは全く別世界。
映画の中でしかみられないような絶景が広がっています。
フィリピン旅行を計画している人は、首都のマニラだけでなく、
周辺にある美しい島にも足を運んでみてください。
鳥肌が立つほど感動する美しい光景をたくさん見ることができます。
日本からパラワンへの行き方まとめも合わせてご覧ください。
意外とお手頃な価格で旅できる最高にオススメのスポットです。
パラワンに行ったら泊まりたいホテルもぜひチェックしてみてくださいね。
旅はわたしたちに多くの刺激を与えてくれます。
生き方を見直したり、人生の知恵を与えてくれるものでもあります。
最高の旅をしてみてくださいね。