バンドと起業は同じです。
今回のテーマは「バンドマン」です。
日本は音楽では稼ぎにくい国です。
そんななかでも、一生懸命に頑張るバンドマンを応援したい。
バンドの主な収益源は、
①ライブ
②CDの販売
③グッズの販売
④YouTubeなどの広告収入
です。
集客できるバンド、CDが売れるバンドにどうやったらなれるのか。
バンド活動の中で最も大変なのは、作曲です。
作曲の方法も、
①ボーカルが持ってきたネタに皆んなでスタジオで肉付けしていく方法
②スタジオでセッションしながら作っていく方法
大きく分けてこの2つがあります。
その中で一番大切なのは「いかに良いメロディーを書けるか」です。
もちろん、ギターのリフも、ベースラインも、ドラムのフィルインも大切です。
けれど、バンドの運命は「メロディー」にかかっています。
どんなパンクバンドもメタルバンドもエモーショナルなバンドも、最終的に生き残っているのは、すぐに覚えられる、歌いたくなるメロディーを作っているバンドです。
代表的なメロディーメーカーは、アメリカの「GREEN DAY」が良いお手本です。
バンドのオリジナリティーを維持しつつ、キャッチーなメロディーを書くことは簡単ではありません。
しかし、メロディーからは絶対に逃げてはいけません。
メロディーを捨てて、独特なギターリフや複雑な曲でオリジナリティを出したり。
独自の世界観を作り上げようとします。
それは、「良いメロディー」があることが前提です。
バンドの曲は、会社に置き換えると「商品」「サービス」です。
それをライブやCD、YouTubeで世界に公開し、それに見合った収益が帰ってきます。
お金が貰えるサービスや商品は、半端ではいけません。
ライブ活動に精を出すのは大切ですが、
自分たちの商品(曲)の質を最大限に高める方が、最終的には良い結果をもたらします。
「良い曲を、継続して提供し続ける」
バンドマンの大原則です。
日本人にしかない感性で、日本人しか書けない曲を、たくさん書いてください。
最近とても嬉しいのは、日本のバンドが世界で通用する時代になったこと。
世界基準の音、世界基準の曲のクオリティ、世界基準のライブパフォーマンス
本当に素晴らしい。
代表は「ONE OK ROCK」
彼らには心から感謝したい。
私はもうバンドマンではないけれど、
日本のバンドマンの希望だと思う。