お金を増やす・稼ぐために大切な「お金との向き合いかた」があります。
日本人は「貯蓄が中心」にあるため、お金を増やすのは苦手です。
イギリスでは、義務教育でお金について学びます。
日本では、誰も教えてくれません。
そのため私たちは、自分でお金について学んでいかなければなりません。
具体的な投資方法や運用法ではなく、今回はお金の考え方について。
お金には2種類あります。
「生きたお金」と「死んだお金」です。
「生きたお金」とは、汗水垂らして稼いだお金。そして自分のために働かせることができるお金です。
「死んだお金」とは、無駄使いをするために借りたお金、カードローンや人から貰ったお金です。すぐに手に入ったお金ですので、浪費をしてしまいがちです。現代では、ほとんどが電子マネー化されているため、持っているお金以上のお金を手に入れることが容易になりました。そのため「使い道」を真剣に考えることが少ない。浪費→カードの支払いをするために働く→浪費・・・の悪循環に陥ります。
これでは一生お金は増えません。お金の奴隷のままです。
この状態から脱却するために、お金と真剣に向き合う必要があります。
お金持ちは、お金の使い方が上手です。
お金のために働きません。お金がお金持ちのために働きます。
お金を増やす方法は、大きく分けて2つしか知りません。
「投資家になる」か「自分のビジネスを持つ」かです。
その2つのどちらかになるために、お金を上手に使わなければなりません。
私の場合は、「自分のビジネスを持つ」ことに目標を置いていました。
最終的には、実現はしたのだけれども、ものすごく遠回りをしました。
今までお金について学ばず、お金を浪費し続けていたからです。
「アイデア」と「起業の仲間」はあるけど、お金がない。
本当に、苦戦しました。そんな経験は、して欲しくないです。
いまやりたいビジネスがすでにある人は、それにお金をつぎ込めばいいです。
いまやりたいビジネスがない人は、お金は極力使わないほうがいいです。
そのお金が、将来の自分をつくります。
「お酒」「ギャンブル」「風俗」など、いろんな誘惑がありますよね。
でもそれにお金を使うとき常に「このお金は、この先さらなるお金を生んでくれるか?」と自分に問いかけたい。
答えがYESであれば、自信を持って使って良いです。
明日からの仕事のため、どうしても発散したい日もあります。
そんな日は、むしろ使って良いのです。
答えがNOであれば、一旦使うのをやめましょう。
自分の興味がある分野の書籍を買うなり、話を聞きたい人に食事をおごって勉強させてもらうなり、学校に通うなり、投資に挑戦してみるなり、いろんな使い道があります。
自分のために、お金を働かせ続けると、嫌でもお金が増えます。
浪費は、それからしても遅くありません。
なるべく早い時期に、お金についてしっかりと学びたいものです。
ここでは詳しく紹介しませんが、「お金」について書かれた良書はたくさんあります。近くの書店で、手にとってみてください。
毎月何にお金を使っているか、知っていますか?
必ず必要な固定費のなかでも、削減できるものはたくさんあります。
「家計簿」アプリなんかもたくさんあります。一度自分の支出を記録にとってみてください。
固定費を3万下げられれば、自由になれます。
その3万円で本を買うなり、投資するなり、学校に通うこともできます。
仕事を選ぶときも、
給料が3万円高いけど、やりたくない仕事と
給料は3万円低いけど、興味がある仕事があるとき、
選択の自由が生まれます。
反対に、投資や自分のビジネスで月3万円のお金が生まれる場合も同じです。
自分のために働かせる3万円が、人生を変えます。
将来の自分をつくります。
お金のために働き続けて、他人をお金持ちにし続けても、自分は自由になれません。
最後に、お金に関する言葉を紹介します。
同じ金でも、アセ水たらして得た金ならば、そうたやすくは使えない。
使うにしても真剣である。慎重である。
だから、金の値打ちがそのまま光る。
松下幸之助 「道をひらく」